遠足の続き 最終回。

外へ出ると、少し離れたところにエミューがいる。たくさんいる。
柵の外には同じようにエサ。そのまま持ってると一気に群がってえらいことになるから、隠し持っていくのがいいよ。エサを持ってない人は手ぶらだよってわかるようにすればつつかれないですむよ、という意味合いの注意書き。エミューもそこそこ賢いらしい。いざ、手ぶらで柵の中へ。

間近に見る巨大なエミューはさすがにちょっと怖い。匂いは完全に獣のそれ。しかも群れだし。さっそく寄ってきた何羽かに手をひらひらして見せると、あっさりスルーしていく。へー、賢い。その後は近寄る気配すらない。ドライな奴らだ。
4、5人の家族連れが柵の中にいて、10歳くらいの女の子がエサのカップを持っていた。すでに全部なくなっているようなんだが、自分より大きなエミューカップめがけて顔から突進してくるので、いきおい持った手をかばうような姿勢になる。エミューからすれば「エサを隠している」ようにしか見えないんだろう、突進に次ぐ突進。キレた彼女は叫んだ「もう!!どっか行け!」いや、おじゃましてるのはこっちなんだが。


最後に見たのはエミュー近くのヘビクイワシ。実物を見たのはたぶん初めて。何ともアニメチックな風貌はかなりかっこよかった。


その後、昼ご飯を食べに御前崎のなぶら市場へ。「なぶら」はカツオの群れ、という意味なんだそうだ。づけ丼定食、おいしかったです。

以上、春の遠足〜10日以上も経ってるけど記憶力はどんなもんなのよ〜でした。