神戸 その1

部屋からの夜景

一日目。くもり。
焼酎が苦手です。
このところの流れで焼酎メインの店が多いので、それを避けるべく、珍しく下調べをしてから行くことにしました。地域も店のタイプもかなり絞って検索かけても、その数の多いこと!途中で一覧を見るのがイヤになり、そこまでの中で2件に絞って行くことにしました。

まず一軒目。お昼ご飯です。三宮の「にいにい.YA」さん。「「吉兆」で腕をみがいた店主…」の一言にやられた結果です。職人ブランドに弱いんだなぁ、どうも。
お目当ては1000円ランチ。きれい。おいしい。しみじみ日本人でよかったと思いました。敢えていちばんを挙げるなら、「ごま豆腐の揚げ出し」。普通ダメなんです、ごま豆腐。ねっとりした食感と濃厚さがどうも合わなくて。私には無理だと、相方は思ったそうです。しっかりごま豆腐だったんで。それがあなた、おいしくて。驚きでした。

ご主人の似顔絵入りメニュー         これで1000円!


そして二軒目、夜。「居酒屋 茶黄」さん。「魚がうまい」にやられた。魚にも弱いんだなぁ。実際おいしかった。手に吸い付いた蛸を見せられて「こんなですけど、いかがです?」なんて言われてしまっては、完敗です。もう一つ忘れられないのが「緑茶梅酒」。見るのも聞くのも初めてだったんですが、ありがたいことに味見させてもらえて、これがおいしかった。もちろん改めて注文しました。

壁もいい。                 緑茶梅酒をロックで。


その後、決めてなかった三軒目。バーを探し歩く途中、マスターであろう人を発見し、後を付け。ビンゴでしたね。「BAR.RAIN」。ビルの2階にある、カウンター10席だけの良いサイズの店。床までの大きな窓の向こうに、小さなバルコニーと、そのバルコニーがいっぱいになるほどゆったりした一人がけのソファが2客。ああ、いい。
しばらく飲んでなかった、バーボンを飲みました。「OLD GRAND DAD 114]」。初めて飲んだ銘柄でしたが、おいしかったですね。大学の頃飲んでた安いお酒を思い出したりもして。
だーれだ。

というわけで、一日目、終了です。

一日で新規三軒という、我々にしては珍しい一日でした。全てのお店で感じたスタッフのみなさんのあったかさ。タイプや表現は様々ですが、「あの人がいるから行こう」と思える店に出会えるのはしあわせです。おいしかったです。楽しかったです。みなさん、ごちそうさまでした。また行きます。