早めの出発

名前は知らない

7時半頃、ニセコの宿を出発。900円払って朝ご飯を食べるヨユウはない為、コンビニで見つくろってたべつつ移動。
ちなみに、今朝の羊蹄山はこんなでした。

後はひたすら函館に向かって移動。おかげで昼前には到着してしまい、予定にはなかったトラピスト修道院へ足をのばします(約20キロの移動)。ここは男子のみの修道院。ガイドブックにあった「院内見学は男子のみ往復はがきで」を、直前まで女性は連絡なしに入れるものだと勘違いしていた私たち。勉強不足でした。俗世間のかたまりのような人間が、近づいてはいけないところです。正門の前まで行き、その後売店でクッキーとジャムを買って失礼しました。

その後、すぐそばのレストラン「龍杉創(りょうざんそう)」でお昼ご飯。日本に男爵いもを広めた川田龍男男爵の男爵資料館の隣と言うことで、ジャガイモ料理が有名らしい。スープセットを注文すると、魚貝類たっぷりのスープ、コロッケ、とうもろこし、揚げポテト、千切りポテトのかかったサラダ、フルーツにご飯がついて1200円、がやってきて途中でギブアップ。せっかくのおいしいコーヒー飲み放題も、一杯が限界。もったいないから、もうちょっと少なくてもいいと思います。でもおいしかったです。ごちそうさまでした。
その後、資料館へ。なかなかおもしろかったです。川田氏が晩年、村民の担ぐ籠に乗って花の咲き乱れるジャガイモ畑をにこにこしながら散策した、というエピソードには、正直、泣けました。裕福な生まれ育ちの方だったようですが、留学先のイギリスでの悲恋、戻ってきてから自ら畑で作業する写真など、一生懸命だった氏の姿がかいま見えるひとときでした。見てからご飯食べてたら、もっと印象が変わったかも。途中の猫たちが、またいい感じ。