悲しきオムライス。
昨日、外で昼ご飯を食べた。
ウインドーのサンプルを見て、小振りのオムライスにハンバーグがついているのに決めた。
オムライスにスプーンを入れて、感じる違和感。
黄色と、白。
白?
白いごはん?
鉄板に乗ってたから、意味なくおこげでね。
それにほんのり味を付けるのは隣からしみ出てくるハンバーグのソース。
知ってるかい?
「中途半端」以下の薄い味が「なんとなくついちゃった」ごはんの悲しさを。
卵は薄く焼かれていて完全に火が通り、ごはんは永遠に白いままなんだ。
これはオムライスぢゃないよ。
「薄焼き卵を乗せたライス」だよ。
しかも小振りに見えたのは上から見たときだけでね。
けっこう高さはあったのさ。
何度も言うけど白いごはんのね。
ごはんを食べながらあんなに水を飲んだのは、初めてだったかもしれないよ。