あったかい。

いつもなら一年でいちばん寒い頃なのに、暖かすぎて気持ち悪いですね。
先日、ある番組で「(昔は)寒くて頭きてたもんね」とあるタレントさんがおっしゃってましたが、ほんとにその通り。子供の頃の写真に、背丈くらいの真っ白な雪だるまと並んで写ってるのがあります。ここ愛知県でも、20…すいません、30数年前はこんなに雪が降ってたんだな、と。1シーズンに2、3回だから、そんな悠長なことが言えるんだと、雪国の方々には怒られるでしょうが、あるべきものがないっていうのは、こと自然界において、えらいことだと思います。
昔、家に一冊の本がありまして。ギャーッ!!未来はこうなってしまう!!っていう、脅かしたっぷり、劇画タッチのイラスト満載の本でした。酸素がなくなるとか、宇宙人が攻めてくるとかね。その中で、エル・ニーニョってのはこの世の終わりくらいの勢いで描かれてました。「さ、魚があんなに死んでる!」「エル・ニーニョだ!」「エル・ニーニョだぁ!!」って。それが今や、数年に一度の風物詩くらいの勢いですから。
分析する機械だけを発達させてるってのは、怖いですね。