青くない空

約2ヶ月ぶりに髪を切りに行きました。1年ほど前に若干短くしてから、切るたびに短くなっていくような気がします。その度楽に、短くなっていくシャンプーとドライの時間。らくちん。今のイメージは上戸彩です。うそです。すいません。
私がお世話になってる美容院は駅ビルにあります。近いから行き始めたんですが、スタッフが良い。きさくなおばちゃん(は失礼かしら。店長です)とおねえちゃんの店です。で、お決まりのポイントカードがありまして。「いっぱいになると、年末にじゃがいも差し上げますから」って、なんで?
ドライの段階で私に着いてくれた店長が、後に立つなり「空の色、青くないですよねぇ」の一言。確かに晴れてはいるものの、なんか白っぽくて、「青空」じゃない。私の「そういえばそうですね」に対して「でしょ!?もうみんなに言いたくて言いたくてしょうがないのよ」と高いテンション。その後も「なんかあるわよね、なんか変なのよ」といいながら頭皮のマッサージ。変だ変だの後は、ミミズだけは嫌いだという告白、息子さんに虫取り網と虫かごを買ったのに一回しか使わなくて邪魔だという話。詳しく書くと長いので割愛しますが、ずーっと笑いっぱなしです。
隣にいた50代くらいのご婦人。シャンプーしてもらいながら、「とても気持ちいいわ。これも楽しみなのよ。上手ねぇ。手、荒れませんか?」と、とても穏やかな口調。「上品」というのはこういう人なんだなぁ、としみじみ思いました。私には、縁遠いですけどね。
あと1回行けばカードはいっぱいになります。じゃがいも、楽しみにしてます。じゃがいも……あぁ、北海道行きたい。