朝から

なーんだ。

宿の駐車場には、なぜか岐阜ナンバーのバイク(ほとんどハーレー)がいっぱい。そういう季節なのよ。そういうところなのよ。

今日はジャパニーズウイスキーの聖地、余市へ向かいます。このブログではすっかりお馴染みのげ○ちゃんと待ち合わせて、いざ出発。我々にとってウイスキーの師匠とも言うべき彼はすでに、かなりにやついておりました。渋滞にはまりつつも、1時間半弱でニッカの蒸留所に到着。パンフレットの順路は無視して、まずは試飲。無料の10年原酒、400円のバーボン樽熟成。私の好みはバーボン樽。均一化ができないため、販売はいっさいなし。ありがたみも加わって、おいしさが増します。他にも試飲用は沢山あったんですが、迷ってしまって、ここでストップ。もちろん、限定ものを買って帰ります。
味はもちろん大満足ですが、ここは何より美しいところです。ウイスキー好きな人間にとっての、静かな天国。ここで手間ひまかられけて、年月を重ねてきたものがおいしいのは、ごくごく当然の事なのでしょう。
ウイスキーキャット、天使の取り分(分け前、とも)等々。ウイスキーにまつわるいろんな物語があります。長い歴史の中で、この日本にウイスキーの蒸留所ができたのは、もしかしたら小さな事なのかもしれません。でも、心血を注いでくれた竹鶴政孝さん、リサさんご夫妻、今まで関わってこられたスタッフの皆さんに、心からお礼を言いたくなります。ありがとうございます。
ウイスキーは、元々好きでした。でも、こんなに深いものだとは、草加のバーで飲むまで知らなかった私。相方に至っては、嫌いな部類だったのに。はまる、と言うのはこういうことなのねと変に納得です。こうして我々は、旅の出費だけでなく、帰ってからも更なる散財を続けていくのでしょう。あぁ。…しかし顔は笑っている。

あと、余市は町営駐車場までも素敵。