利尻へ

宿近く、謎のカニ殻の袋

昨日の礼文で時間が足りないと痛感。また、あの利尻富士の美しさもあって、始発、6時30分のフェリーで利尻へ。6時に宿を出ます。「樹」のお兄さん、「ようじ」さん、ネットの都合等で近くの別の宿に移りますが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
ところで、宿の駐車場脇の家。軒先にぶら下がったビニール袋に蟹の殻(写真参照)。何かのおまじない?
今朝は霧は大丈夫でしたが、船上では曇り。さぁ。
上陸すると、昨日と同じく晴れ。気合いを入れつつ今日は軽自動車で移動。右周りで島を一周します。姫沼、オタトマリ沼、折り返し地点の仙法志御崎公園と南に進むにつれ、天候は悪化。強風、寒さと弱いながらも雨に耐えかね、とりあえず一周しようと人面岩、寝熊の岩を過ぎ、沓形あたりで北の方が明るく、利尻富士もきれいに見えてきました。ポンモシリ島(個人的にはイチオシ)が見えるあたりでは、さっきまでの天気が嘘のような快晴。広い大地を、満喫です。利尻は不思議なところです。「あぁ、あそこでは雨が降っている。さっきはあそこにいたんだなぁ」と壁のような雲ではっきりとわかります。結局、南半分では晴れ間もなく、消化不良で帰ることに。あ、ここでの食事については、あえて評価は書かないことにしましょう。だってホタテ丼ってさー、刺身が乗ってると思うじゃない。相方が頼んだ親子丼(なぜか豚肉)のホタテバージョンだとは思わなかったんだもの。

 なにぶん、昨日の礼文が感動に次ぐ感動だっただけに、正直利尻は物足りなかった。利尻富士に登りもせずに何を言うか、と叱られるかもしれませんが、天気が…とだけ言い訳しておきます。